「〜したくない」と誘いを断る時や、自分が乗り気ではない時、多くの人は「I don’t want to〜」と表現しがちです。
しかし、ネイティブの多くは「I don’t feel like」をより好みます。
それはより柔らかく断ることができるから。
今日は、この「〜したくない」に対するネイティブの感覚と実際の使い方を解説していきます!
記事の後半では今日学んだ英語を使いこなす勉強法を紹介してるよ!英語を覚えるだけじゃなく使いたい人は読んでみてね!
「したくない」は英語で?
「したくない」はかなり幅の広い表現で、色んな場面で使いますよね。
そして、その場面によって使われる英語は違います。
- 誘いを断る時 ∙∙∙ I don’t feel like
- その時の気分 ∙∙∙ I don’t feel like
- 漠然と自分の意思を表す ∙∙∙ I don’t want to
それぞれのシチュエーションに分けて解説していきます!
誘いを断る時にI don’t want toは言わない!
ネイティブは、相手からの誘いを断る時に『I don’t want to』は避ける傾向にあります。
『I don’t want to』は「したくない!」という表現で直球で意志が強い感覚があり、誘いに対して使うと直接的な印象を与えてしまうからです。
一方で『I don’t feel like Ving』は「Vする気分じゃない」という表現で柔らかく断ることができるため、この表現を好むネイティブの方が多いです。
A: Why don’t we grab some drinks tonight?
今日の夜飲みに行かない?
B: Maybe next time. I don’t feel like drinking tonight.
また今度ね。今日は気分じゃないんだ。
この様に『I don’t feel like Ving』を使えば「今はそういう気分じゃない」とオブラートに包んで断ることができるわけです。
仮にここで『I don’t want to』で断ってしまうと、「この人は飲みに行くのが好きじゃないんだな。」と解釈され、次から飲みに誘われない可能性もあります。
そのくらい断定的で、直接的な印象を与えてしまうという事です。
逆にバンジージャンプに誘われた時とかなら『I don’t want to』と断ってもいいですよね!
カナダ人の友達に「したくない」という表現に対する感覚を聞いてみたところ、
特にカナダ人は直接的な表現を避ける傾向があるから、断る時に I don’t want toを使う人は少ないね!
とのことでした。カナダだと尚更「feel like」率が高そうですね。
I don’t want to ∙∙∙ 直球的、断定的な印象。したくない意志が強い。
I don’t feel like ∙∙∙ 柔らかく、一時的な印象。その時の気分でしたくない。
その時の気分で「したくない」は I don’t feel like
その場の気分でしたくない時は『I don’t feel like Ving』で「Vする気分じゃない」と表現できます。
I don’t feel like working out today.
今日は筋トレする気分じゃないなぁ。
A: Do you wanna try the restaurant Jack recommended?
ジャックがオススメしてたレストラン行ってみる?
B: I want to, but I don’t feel like eating out today. How about tomorrow?
行きたいけど、今日は外食する気分じゃないな。明日はどう?
I don’t want to でも通じますが、「する気分じゃない」というニュアンスをしっかり伝えられるのは I don’t feel like です。
ちなみに I feel like Ving だと「Vしたい気分」という意味の表現になります。
例)I feel like eating ramen today. (ラーメンが食べたい気分だ。)
I don’t feel like も I feel like も日常会話に頻出の表現です!
漠然と「したくない」は I don’t want to
漠然と何かを「したくない」と言いたい場合は、『I don’t want to』が使われます。
- 「死にたくない」➡︎ I don’t want to die.
- 「真実は知りたくない」➡︎ I don’t want to know the truth.
仮に『I don’t feel like dying.』 だと「死ぬ気分じゃない」と変な文になってしまいます。
つまり大抵の「したくない」は『I don’t want to』と表現します!
「したくない」は、断る時とその場の気分を言う時はfeel like、それ以外の場合はwantと割り切ると分かりやすいね!
英語を使いこなすにはアウトプット!
覚えた英語を使いこなすためにはアウトプットがマストです。ただ丸暗記しただけの英語を会話で使うことは不可能と言えます。
アウトプットをするか、しないかで英語の習得度合いには天と地ほどの差がある!
一度アウトプットできた英語は、次から自然と出てきやすくなり、だんだんと使いこなせる様になっていきます。
知識を頭に詰めたあとは、アウトプットでその知識を引き出す練習をしましょう!
でも日本で英語をアウトプットってどうすればいいの?
アウトプットするのはオンライン英会話が圧倒的にオススメ!実践に近い状況でアウトプットできる最も効率的な方法だよ!
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I don’t feel likeを洋楽で復習しよう!
『I don’t feel like』は Bruno mars の「Tha Lazy Song」でたびたび使われています。
冒頭から今日学んだフレーズが登場するので、ぜひこの曲を使って復習してみてください!
ぜひこの1曲で今日の表現を復習してみて!洋楽はスキマ時間に聞くこともできるし、復習に最適な勉強ツールだよ!
⬇︎詳しい洋楽勉強法やメリットは下のページで解説しています!⬇︎
【カナダ現地学生オススメ!】洋楽で勉強するメリット3選とその方法!
まとめ
今日は場面ごとの「したくない」についてまとめてきました。
使い分けがややこしく感じた方も、使っているうちに正しい表現が自然と出てくるようになるので、復習とアウトプットを忘れないでください!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
では!SEE U SOON!